事案によりますが50万円~200万円の範囲に収まることが通常です。

金額を決めるにあたっては、以下のような事情が考慮されますが、明確な計算式がある訳では無いため、事前に予測することは難しいです。

  • 従前の婚姻関係に関する事項:婚姻期間、婚姻生活の状況、請求者の落ち度)
  • 不貞の態様に関する事項:不貞相手の認識、意図、不貞期間、不貞の具体的内容・頻度、不貞の主導性、不貞の否認や不貞関係解消の約束、不貞相手の妊娠、出産、不貞関係は継続し   ているか)
  • 不貞の被害に関する事項:婚姻関係への影響、請求者の精神的苦痛、子の存在、子への影響)