「借りたものは返すのが当たり前だ」というお考えや世間体を考えて、自己破産だけは絶対にしたくないという方がいらっしゃいます。そのお気持ちは否定されるものではありません。
しかし、借金に苦しむ方の多くは、当初は支払えると考えていたものの、想定外の病気、怪我、減収、失業などのためにやむを得ずに支払えなくなったという場合が多いです。このようなことは誰にでも起こり得ることでやむを得ないことだと思います。また多くの債権者は貸し付ける際に一定程度破産する方がいることは想定していますし、支払えないのであれば破産した方が税務上の利益になる場合もあります。ですから、債務整理の一つの選択肢としてお考え頂ければと思います。