「口約束に過ぎないから大丈夫」などと言われることもありますが、ほとんどの場合、契約書が無く口約束だけであっても契約は有効に成立します。

ですから、契約の成立を否定したい当事者にとっては、口約束だから大丈夫ということはなく、安易な口約束は危険です。

他方、契約の成立を肯定したい当事者にとっては、口約束だけでは、相手方から契約の成立を争われたり、契約の内容を争われたりするため、口約束だけでは危険です。